こんにちは!!
HEL onです!!
スポーツをしてきた人達、特にウェイトトレーニングを積極的に行うようなスポーツに携わってきた方なら一度は、経験あると思いますが体の細い人の方がパワーがあったりした事ありませんでしょうか??
- 自分よりも体の小さい方
- 肉付きが自分よりも無い方
明らかに筋肉量は自分の方が多いのにパワー差があり、自分の方がパワーが無い。
そうなんです。
筋力=筋量
では無いんです。
今日は、この事に関してお話ししていこうと思います。
筋肉量と筋力の関係
筋量≠筋力と言いましたが、もちろん筋肉が多ければ筋力も上がります。
これは、当たり前のことです。
筋肉を増やせば筋力はアップするのです。
ただし、必ずしも=とは限りません。
そこには、神経が関わってきます。
筋力は神経が大きく関わる
筋力、いわゆるパワーには神経が大きく関わるという事が言えます。
どうゆう事か??
筋肉の慣れとも言えるのですが、そのパワーを出力する神経がその重りに慣れる事によりパワーがあがるのです。
筋肉の本来のパワー
筋肉には、本来かなりのパワーがあると言えます。
例えば、
女性の筋肉であっても50kg程のダンベルを片手で持ち上げるくらいのパワーが備わっています。
でも、そんな事できませんよね??
そうなんです。
人間は自分でコントロールできないレベルで筋力を全て発揮しない様に抑えているのです。
なぜか??
それは、靭帯などの体を動かす上で大切な部分を守るためなのです。
フルパワーを出すと靭帯が切れる
筋肉が本来持つ力をフルで出してしまうと、靭帯などの関節にある重要な部分はキレてしまいます。
靭帯は、基本的に再生しません。
なので、野球選手でも膝の靭帯を痛めたらお尻など他の部分にある靭帯を移植しますよね。
大切なのです。
なので、筋肉は最大のパワーが出せない様になっています。
また、靭帯だけでなく他の多くの重要な箇所も痛めてしまうので同様です。
最大に発揮できても30%程
最大に発揮したとしても30%程でしょう。
100%発揮できるのは、北斗神拳伝承者くらいのものです。
ここに運動能力や筋力の差があるわけです。
明らかに筋肉は自分の方が多くても、
世界陸上100mで金メダルを取る様な選手よりはやくは走れません。
筋肉の持っているパワーを出す事が上手くないとどれだけ筋肉をつけても発揮できない、というわけなんです。
筋肉の出力を上げる
筋力を上げる、パワーをつけるためには、筋肉が本来発揮できる力を高めてやる必要があります。
つまり、これは神経を慣れさせる必要があるという事です。
「これくらいの重りなら扱える」
っと神経を慣れさせる事で少しずつ使用重量を上げる事ができるのです。
筋肉が増えれば筋力も上がる
それでも、やはり筋肉が増えれば筋力も上がります。
それは、当たり前の事です。
重たいものを扱う時には、筋肉が必要な訳ですから当たり前のように筋肉量が増加すれば、扱える筋力も伴って増えると言えます。
???じゃあ、今までの話はなんだったんだ???
そう思われるかと思いますが、
つまり
同じ筋肉量を持っている2人が
同じ重りを扱えるか??と言われるとNO!!
という事です。
個人で見れば、筋肉が増えたら筋力も上がるのです!!
まとめ
以上の事を踏まえると、
結果的に
筋量≠筋力
となるわけですが、スポーツ界やトレーニング界では広く知られている事なので特段目新しいお話しではないかと思います。
なので変な話、
ベンチプレス200キロ!!とか上がらなくても
怪物のような体を持ち合わせる事はできるし
ベンチプレス200キロ!!あげられたとしても
怪物のような体にならない事もあるというわけです。
いずれにしても、使用重量が上がっていったからといって筋肥大が飛躍的に進むとも言い切れないですし、
使用重量か増えなくてもきちんとトレーニングと食事管理を行っていれば、筋肥大もしっかりとおこると言えるのです。
※以前記事にしましたが、脂肪がつくとパワーも上がる事もあるのでパワー=筋肉量とは一概に言えないのです。
〔あとがき〕
やはり、筋肉が増えたら数値も上がる!!!と考えがちです。
もちろん、数値も上がります。
ただ、必ず常に誰しもが同じように上がるというわけではありません。
筋肉の量だけてなく、神経なども関わっているので簡単には言えないのです。
僕自身、スポーツをずっと続けてきていますのでそこらへんは痛感しているわけです。
努力が=結果には繋がりません。
ただ、はじめの一歩の鴨川会長の言葉を借りるのであれば、
「努力しているものが全て報われてるとは言えないが、結果を残した人達は、みんな少なからず努力している」
腐らず、ひたむきに頑張りましょう!!
今日はこの辺で、
Check